2016年7月5日火曜日

「AI弁護士」

19歳が作ったチャットボット、「AI弁護士」が16万件の駐車違反を無効にという記事を読んだ。


19歳の学生が、駐車違反に対する異議を申し立てをサポートするサイトを立ち上げたという内容だった。

ほとんどの法律には、法律自体の不備をカバーするため、異議も仕立てが可能になっている。この異議を申し立てをサポートするという発想はユニークで面白い

でも私が気になったのは、19歳の学生が、12歳のとき「ユーチューブ動画を見ながらコーディングを独学で学だ」とあったことだ。

私は、高校を出てすぐ、BASICやCOBOLを学んだ。BASICやCOBOLは逐次型の言語で、結果出力はプリンターしかなかったので、習得にはさほど時間を必要としなかった。

でも、現在のコンピュータの入出力はほどんどがスクリーンであり、フォームなどの入力、画像などの出力と、入出力方法は多岐に渡る。これを実現しているのがオブジェクト指向言語だ。でも、このオブジェクト指向言語は逐次型の言語に比べ複雑である。

にも拘わらず、彼は12歳(小学生)でユーチューブ動画を見ながらコーディングを学んだのだから凄い。逐次型の言語に慣れていた私は、オブジェクト指向言語を学ぶのは大変だった。(今でも自由に使いこなしていない)

主観だが、オブジェクト指向は幼いころから学んだ方が良いと思う。また、オブジェクト指向はコンピュータを動かすだけの技術ではなく、社会、人間関係を機械的に関連づけることができる技術なので、知っていて損はない。いや、高度に発展するであろう、これからの社会では、必須の技術だと思う。

歳をとり、頭が固くなったときオブジェクト指向言語に悲鳴を上げた私が言うのだから間違いない。

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