2016年6月28日火曜日

オブジェクト指向について その5


オブジェクト指向の概念で良く言われる概念は

カプセル化
継承
ポリモーフィズム

であるが、この概念を構造化すると以下のようになると思う。(冗長は勘弁)


私がオブジェクト指向で気になるのは、

  • オブジェクト指向言語のほとんどが、基本的なデータ構造のアルゴリズムを前もって準備されていること。
  • 振る舞いにおいてオブジェクト指向言語のほとんどが、コンテキストが準備されていること。
です。これを実現しているのが、オブジェクト空間だ。オブジェクト空間は、ハードウェアに左右されない、VM/フレームワーク上にある。だから、複雑なアルゴリズム(バグの巣窟)を前持って準備することができる。
そして、ハードウェアから切り離されているので、オブジェクト空間は、複数のプロセッサーでも管理できる。私はこれをクラウドだと認識している。
だから、私は、オブジェクト指向で重要なことは、オブジェクト空間だと思っている。

ちなみに、オブジェクト指向の概念を記述した構造図もオブジェクト指向で記述している。

2016年6月25日土曜日

WORDで報告書なんて時代遅れ

「報告書、スマホで書いてもいいですか」という記事を見た。
内容は、今どきの若者は、WORDを立ち上げられない、旨の記事だった。

しかし、なぜ報告書をWORDで作成する必要があるのだろうか。主観だが、報告を見る人がWORDしか知らないからではないだろうか。
「パソコンの操作 = WORD,EXCELの操作」、と思っている人が今だに居ることに私はびっくりする。

私に報告書を自由な形式で提出を要求されたら、迷わず、HTML5を使用するだろう。なぜなら、

HTML+CSSはWORD以上の自由度で、ページを作成できる。
CANVAS,SVGでEXCEL以上の表やグラフを作成できる。
ブラウザさえあれば、高価なWORD,EXCELを必要としない。

からだ。

WORD,EXCELはスタンドアロン(オフライン)時代の遺物、データリンクがここまで発達した現在、WORD,EXCELに固執する必要は無いと思う。


ただ、残念なことは、スマホを与えられたアプリでしか使用できない人達が多すぎることだ。
高性能のコンピュータを手にしているのに、自分でプログラムを作らないなんて、もったい話である。


学校でWORD,EXCELを教えるのは大問題だが、HTML5ぐらい小学校から教えても何も問題ないと思う。いや、教えるべきだ。