2020年4月6日月曜日

Atomic Heart DEMO(RTX2060superにて)

待望のNVIDIAのRTX2060supreを手に入れた。

現在DIRECT12(DXR)を勉強中だ。((∵)?)

その前にNVIDIAサイトからAtomic Heart DEMOをダウンロードして見た。


何も潜入感なしでみたときの感想が「なんだYouTubeじゃん」と思ったが、いやまてこれは「3Dアニメションじゃん」と思ったとき度肝を抜かれた。まるでフイルムを映写機で見ている感覚だ。もし、VRでインタラクティブに操作できたら映画マトリックスの世界だ。見た目が現実に近い。

そして自分が驚いたのは、大きな水滴のような液体が空中を漂い、その液体から光が発せられその光が壁に当たったとき影のような光が当たる描写だ。



そもそも液体が浮遊すること、ましてはその液体が光を放つものなどないのに、何の違和感もなく表現出来ている。

現在の私の技術レベルでは以下のようにオフスクリーンを使って疑似するしか方法を思いつかない。


DIRECT12(DXR)の技術を身につけ実写に近いアニメションを作ってみたい。

2020年3月24日火曜日

「秋」

スタバの店内は人でいつも騒然としている。そんななか大きなテーブルに座り、タブレットを開きイヤホンで音楽を聞き出すと、なぜか集中力が増す。
 いつもは動画を見るのだが、今日は珍しく芥川龍之介の「秋」を読んだ。

 主人公「信子」は文学少女、そして周りから将来一緒になると噂されている従妹といつも小説談義に花を咲かせていた。でも、妹の従妹に対する思いを知ったからどうかは分からないが、学校を卒業すると結婚して関西に移り住む。 信子の旦那は可もなく不可もない存在、そんな中、妹が従妹と結婚した。そして「秋」が深まった頃実家に帰宅して妹に会いに行く。そこで久ぶに従妹と再開・・・。

 なんて映画や漫画だったら何かドラマでもあるのだろうが、特になにも無く小説は終わった。 私は小説を読み終えて「秋だな。人恋しくなる季節だ」と思いタブレットを閉じた。

 この「秋」は動画でも映画、ましては漫画でも描けない、小説ならではの世界だと思った。


2020年1月8日水曜日

ジャンキー

近頃テレビはほとんど見ない。動画サイト「youtube」,「Netflix」,「Amazon Prime」があれば十分だ。ちなみに「Hulu」は技術的に最低なので見ない。
なぜテレビを見ないかというと、テレビは高卒の中年主婦をターゲットにしているから60過ぎの自分には不向きだからだ。
今の日本のテレビから得るものもなく、そして、何かを感じることもない。


「Amazon Prime」の「Carnival Row」を見た。この動画は画像も美しいがその中でも妖精役の「カーラ・デルヴィーニュ」が好きになった。
演技がうまいからではなく、あの太い眉毛の美形の顔に引き付けられたのかもしれない。
彼女を「youtube」で検索すると多数の動画が存在する。
そんな動画を見ていたらあることに気づいた。
彼女は外見は女性だが、内面は女でも男でもない中性ではないだろうかと思った。
そしたら案の定「バイセクシャル」であることを彼女自身が公表していた。
彼女はいかれている。そしてなお一層好きになった。


「ジャンキー」とは麻薬中毒者のことを言うらしい。日本では身近には存在しない。
たが、私が知っている「ジャンキー」とはホストクラブで働く「ホスト」だ。
私の知人がホストクラブの経営に乗り出し、「5千円で2時間飲み放題」という甘い誘惑に誘われて私の真夜中のホストクラブ通いが始まった。
ちなみに私は風俗通いが好きな「ストレート」だ。

ホストクラブ通いをして若いホストと話しをするようになり、彼らの異性に対する考え方が普通ではないことに気がついた。
だから私にとっての「ジャンキー」とは普通の人が持ち合わしているものから何か欠けたものを持つ人間だと思っている。
つまり、高卒の中年主婦が目を背けるやからが「ジャンキー」だと思う。
そして、私も普通の人が持っている何かが欠けた「ジャンキー」だと思った。


私が「ジャンキー」から連想するのは「Breaking Bad」の「ジェシー・ピンクマン」だ。
ホワイト先生は悪になりきるがジェシーは心の奥底に普通の人が持つ優しさを持ち合わせしている。
だから「Breaking Bad」ではそんなジェシーとホワイト先生の駆け引きも見ものだ。

もし、「カーラ・デルヴィーニュ」と「ジェシー・ピンクマン」と飲む機会があったら、
高卒の中年主婦が唱える「正義」を忘れることができ、楽しい夜を過ごせるような気がする。

2019年12月3日火曜日

ドクタースリープ


人が死ぬとき自分が生きた記憶が走馬灯のように思い出される。この記憶の呼び起こしは膨大であり人に語ることが出来ず、人は孤独に死を迎える。だが、そんな記憶を誰かが共有してくれて「いい人生だったね」と優しく言ってもらえたら安らかな死が迎えられるはずだ。そんな役割を請け負う人間が「ドクタースリープ」であり「シャイニング」だ。もし映画「ドクタースリープ」がこのことを多く語っていたら「ショーシャンクの空に」「グリーンマイル」「スタンド・バイ・ミー」のようなに人間を語る映画になったと思う。

2,30年前スティーヴン・キングの小説にはまっていた。化け物、バンパイヤなど悍ましい生き物が我が物顔で暴れるが、それは単にこけおどしだけであり、スティーヴン・キングの小説はそんな悍ましい物語の奥底に人間の「弱さ」「優しさ」「強さ」「悲しみ」など隠されていた。

スティーヴン・キングには悪いがスティーヴン・キングの小説を読むたびに隠された人の心を見つけることが私の楽しみだった。



2019年11月3日日曜日

スマートウォッチで血圧測定


私は糖尿病だ

私は糖尿病だ。それも特殊な。糖尿病で怖いのは合併症だ。腎臓、神経(特に足)、眼の合併症が有名だ。でも私の場合、免疫力が著しく低下する。その結果皮膚に膿が溜りその後壊死するという症状が現れる。その症状が後頭部の下のくびに約20cm角ので発症した。形成外科に入院し人工真皮の移植、その後皮膚移植の手術をして回復した。だが、糖尿病だから、腎臓及び眼の合併症も併発しており血糖コントロール為退院後通院を余儀なくされた。

血圧検査

通院は薬処方のための内科と眼底検査のための眼科だ。眼科の検査は視力と眼底検査だから特に違和感がなかったが、内科の血圧、身長、体重の検査には違和感があった。体重は変動要素があるから必要だが、身長は変動はないはずだから不要だ。それから血管を締め付けて聴診器で鼓動を確認して血圧を測定する手法には少し違和感があった。

ポンプ全揚程計算

私は水道設計に長年関わってきたから、血圧と水圧は基本的には同じと思っていた。特に血液を全身に送る心臓と水を配水菅、送水菅に送るポンプは同じだと考えていた。ポンプ選定で決めてになるのがポンプの全揚程だ。ポンプ全揚程は以下にような計算から得ることができる。
全揚程は水を上げる高さだが、基本的にはこの値から水圧は導き出される。血圧も血液が全身に行きわたるように心臓が血液に力を与えるのだからポンプと同じだ。でも上記計算から分るように、水圧には流速が深く関わる。水の場合流速は菅口径から簡単に計算できるが、血液の流速を血管の鼓動により測れるとは思えない。だから毎回看護師さんに血圧を測ってもらっている最中いつも違和感を感じていた。

スマートウォッチ

スマートウォッチで血圧が測れることはだいぶ前から知っていたが、スマホを持っていないからスマートウォッチなんて不要だった。でも、Amazon Primに入りAmazonタイムという割引サービスあることを知りそこで血圧計を備えたスマートウォッチを発見した。そしてその値段が数千円だったことに驚いた。そこで、Amazonのタブレットを購入と同時にスマートウォッチも購入した。

スマートウォッチの血圧計

気に要らないものだったら捨てるつもりだったスマートウォッチだった。しかし、血圧測定は手首を圧迫して鼓動から測定する手法でなく手首に光を当てて測定するものだった。手首に光を当てるということは血の流れを読み取る手法だから血圧を測定するのには理にかなっていると思った。

スマートウォッチ血圧計精度


上記表は私が約2年通院した際の血圧の記録だ。見た目の平均で130(mm/Hg)-80(mm/Hg)だ。しかし月一回の通院(それも、約4km歩行後で待ち時間30分から2時間後の測定だ)で測定する血圧になんの意味があるのか私には分からない。
上記表はスマートウォッチの血圧計を利用し朝一番に測定した一月間の血圧記録だ。見た目の平均で100(mm/Hg)-60(mm/Hg)だ。病院で測定した結果と約30(mm/Hg)程度低い。でも毎日同じ時間に測定しているので月一回の病院での測定に比べて安定している。大けがをした、大きな手術を受ける場合は正確な血圧測定は重要だが、日々の測定では値そのものより記録が重要だと感じる。

スマートウォッチの血圧計注意事項

スマートウォッチの血圧計をそのまま使用してもなんの価値はない。スマートウォッチはBluetooth通信可能だからスマホ、タブレットにアプリをインストールして外部操作及び記録すること重要だ。私が使用するアプリでは血圧を自動及び手動で測定できる。しかし、自動測定で注意するべきことがある。それは、測定時における姿勢だ。自動測定は10分おきに自動で測定するが、その際のスマートウォッチの位置が不安定だから測定値が安定した値とならず使い物にならなかった。したがって、現在スマートウォッチに1時間タイマーを設定し以下のような姿勢で心臓とスマートウォッチを同じ高さにして測定している。

また、スマートウォッチを腕に巻いた位置などで血圧測定結果が不安定になる。

血圧測定結果




血圧測定で分ったこと

血圧測定で血圧の上昇を確認した状況を以下に示す。
  • 運動した直後
  • 食事した直後
  • 咳をしている時
  • 冷たい飲み物を飲んだ直後
  • シャワーを浴びた直後
  • 寝起き直後
  • 天気が悪い日(気圧が低い)
  • 採血直後
  • 季節の変わり目

終わりに

通院している私だから言えることだが、光センサーで血流を測定するスマートウォッチは未来を感じる。まだ医療器具として認められていないが近い将来医療器具として認められるのは確実だ。それに、測定結果がオンラインで受け渡し可能なので、「自分が心臓発作になる直前に救急車が自宅に到着する」ということも夢ではないだろう。また、現在この分野では中国が先行している。だから自分の健康を中華製品に頼るというなさけない日本社会が目に見えてくる。どうして日本にはこの分野に特化したメーカーがないのか不思議だ。なお、グーグルがFitbit買収したニュースが飛び込んだ。そして、グーグルがFitbit買収した理由を「フィットビットの専門家チームと緊密に連携し、最高水準の人工知能、ソフトウェアおよびハードウェアを統合することによってウェアラブル製品の革新に拍車をかけ、世界中のもっと多くの人々に恩恵をもたらす製品をつくり出すことができるだろう」と言っている。あと数年後、画像関連のAIを追いかける今の日本と同じで、医療関係のAIでも後追いになることは目に見えている。なさけないぞ!

2019年10月21日月曜日

ジョーカー


ネタバレあり

この映画で二つだまされた。まず、アーサーが母親に愛されていなかったことだ。特に母親が養子のアーサーを虐待して入院した病院の記録に、アーサーを暖炉に縛り付けつる虐待をした理由が「泣かないから」だった。私その理由を聞いて大笑いした、だってジョーカーだぜ泣くわけないじゃん、赤ん坊のときから「大笑い」していたに違いない。それから、母親には愛されていなかったけど「隣人」の女から愛されていただろう、と思っが「はっ」とした。隣人の女との恋愛はアーサーの空想だと気づいた時、隣人に訪れた悲劇にジョーカーの残虐性を感じた。このことにより、ジョーカーがジョーカーである所以が生まれてから誰からも愛された経験がないことが明らかとなった。

この映画は「キャットウーマン」に比べたら断然面白かった。でも、私の潜在意識の中にいるジョーカーとは少しかけ離れていた。映画「ジョーカー」と私のジョーカーの違いを列挙して見る。


  • セックス‐アピールが人並以上にある。
  • 人に対して異常な執着心がある。
  • 目的がないのに行動を起こす。
  • カリスマ性はない。

スーサイド・スクワッドのハーレクイン(マーゴット・ロビー)のファンとしては精神科医という理性が最も重要な職業のハーレクインを虜にするぐらいの魅力がジョーカーにあるはずだ。ただしその魅力は私には絶対分らないだろう。ジョーカーはありとあらゆる悪行を行うがその目的は、金もうけとか、保身とか、などでなく自分の悪行で人が恐れおののく様を見て楽しむサディストで、人が苦しめば苦しむほど己のオーガニズムを感じるような悪人だ。ジョーカーはいつも大勢の手下を従えているが、その部下がジョーカーに忠誠を持っていたとは思えない。ジョーカーのことだから部下全員の弱点を見つけ、個別に脅迫していたことは明白だ。これが私の潜在意識にすり組まれたバットマン映画におけるジョーカーのイメージだ。

映画「ジョーカー」を見て気がつたのだが、私がイメージするジョーカーはバットマン在りきでバットマンを苦しめる好敵手としてのイメージだ。バットマンは正義のために自分の命を投げ出す覚悟があるヒーローだ。そんなヒーローを窮地に追い込むジョーカーは特に明確なアイデンティティを持つ人物である必要はない。つまり単なる悪役でしかない。だからバットマン映画においてジョーカーの人間性をとやかく考えること自体が愚かなことなのだろう。

映画「ジョーカー」は人間ジョーカーを語る物語としては最高な映画だった。でも、ラスト、ジョーカーを英雄に担ぎ上た民衆の歓喜を聞きながら、「ブルース・ウェイン」のバットマン誕生が語られたことは、この映画の救いでもあった。

「アイアンマン」なきMCU映画に希望をなくした私に、DCコミック映画という新た希望を与えてもらったことに感謝する。

2019年10月17日木曜日

東京大学・松尾豊氏に物申す

私は実業高校出で最高学府とは縁遠い人間だが、松尾先生に一言言いたい。

・MycinよりEMycin

私は'80年代第二期人工知能時代、「データベース性能診断エキスパートシステム」をNTT電気通信研究所で構築した経験がある人間です。松尾先生は第二期人工知能時代の説明でMycinのことにしか触れていないが当時の研究者及びコーダーはEMycinに注目していた。だから、私がエキスパートシステム構築にあたり研究員から教えれらたのは知識ベース作成方法であり、EMycinにあたるエキスパートシステム構築ツールの説明だった。私はエキスパートシステムつまりAIについて説明は受けていない。いや、私はネットワーク型データベースの教育を徹底的に受けことがあるデータベースのエキスパートだったから研究員やデータベース技術者が書いたルール仕様(概略図)を理解できた。それよりもエキスパートシステム構築ツール(DEC system20上で構築)のパワーには驚かされた。なぜなら、エキスパートシステム構築ツールでは、簡単に木構造が作成できアクセスできる高級言語だったからだ。当時のメインフレーム(IBM360の血を受け継ぐマシン)で見たことがないツールだった。だから当時、エキスパートシステム構築ツールはオブジェクト指向であると知り「オブジェクト指向=AI」と勘違いしていた。そして、オブジェクト指向が現代のコンピュータの主流になったことに何も違和感なく受け入れられる。

・isとparts_ofだけではない

 上記に示したようエキスパートシステム構築ツール(知識ベース)はオブジェクト指向であり当時も現在と同じように

1)継承
2)集約
3)コンポジション
4)関連
5)依存

が存在していたからルール作成で苦労することはなかった。ちなみにルールはメソッドチェーンで実現していた。

・脳は左脳だけではない

 私は'90年代後半からOpenGLを独学で勉強してきた人間だが、3Dグラフィックの進化が止まらない現状に技術を追いかけるだけで苦労している。特に西暦2000年以降の3Dグラフィック(GPU及びAPI)の進化は驚かされ続けている。主観だが3Dグラフィックがここまで進化した理由はデザイナーのクオリティ追及によるエンジニアに対するあくなき要求があったからだと思う。(ちなみに、日本の電子機器メーカーはこの要求に恐れをなしグラフィック関連技術から逃げ出した腰抜けどもだ。ゲーム機を製造販売している国として恥ずかしくはないのか、と言いたい)したがって、ディープラーニングも機械学習もこのデザイナーのクオリティ追及によるエンジニアに対するあくなき要求から派生した技術だと私は確信している。
 松尾先生のビデオでは、理系人間の育成だけを言っているように思える。(理系、文系と完全に分離しているのは日本だけだと私は思っている)先生は飛行機は飛ぶ為の機械であり雀のようにチュンチュン泣く必要ない、といいますがそれでは人工知能は構築できないと思う。飛行機も雀のようにチュンチュン泣く必要があるとエンジニアに要求する人材の育成も急務だと思う。それに人間の脳は左脳だけではないでしょう。なのに理系の人達だけで人間の脳を模写できると考えているところが時代遅れだと思われます。

フロントエンジニアはデザイナーである必要がある